酔蝦(=酔っ払いエビ)

私が最高に美味しいと思う広東料理の一つ、「酔っ払いエビ(酔蝦)」。

これは、生きたままのエビに紹興酒を飲ませて、酔っぱらわせた状態のところを茹でた料理です。殻を手で剥きながら、唐辛子入りのピリ辛醤油にちょっと浸していただきます。

まず、生きたままのエビを料理するだけあって、身が超新鮮でプリプリ!そのうえ、口の中に紹興酒の香りがふわっと広がり、それはもう最高に美味しいのです☆

この料理のポイントは、生きたままのエビで作ること。エビが紹興酒を飲むことで、内臓の隅々にまでしっかりと紹興酒が行き渡り、身から芳醇な香りが立つのです。死んだエビをいくら紹興酒に浸けても、同じ効果は出せません。