茘枝(ライチ)

香港で初夏の果物といえば、やっぱり茘枝(ライチ)!6~7月にかけて旬を迎える、広東省が原産のフルーツです。


香港の北側、中国とのボーダーを超えたところに隣接する深セン・東莞市辺りにはライチの果樹園が多くあり、この時期は写真のように枝葉のついたもぎたてライチをいただくこともよくあります。


フレッシュなライチの皮は、鮮やかで可愛らしい赤。中の果肉はプルンプルンで、とってもジューシー♪ 爽やかな甘い香りも魅惑的で、楊貴妃が愛した果物というのも納得です。


日本で出回るものは冷凍されているせいか、皮が濃茶色に変色してしまっています。それだけでなく、解凍したライチからは、この食感とジューシー感も減っていて・・・。なんとも残念でなりません。この時期の香港旅行では、ぜひ「生ライチ」を堪能してみてくださいね!