草菇(=フクロ茸)

写真の、茶色くて丸い食材。これはキノコの一種「草菇(=フクロ茸)」です。

食感はソフトで、炒め料理・煮物・スープなど、色々な料理に幅広く使われます。

卵のような袋状の形をしていて、縦半分に切ると、中に小さな傘をつけたキノコの芽(?)が入っています。そのまま育て続けると、この袋の”殻”を破るかのようにキノコの芽がでてきて、傘を広げるそうです。が、通常はこの袋の状態の時に収穫して食べます。「キノコの卵」っぽいところが、なんとも可愛いのです。

高温多湿の熱帯地域で栽培されるので、中国の南部や東南アジアの料理では非常に一般的な食材ですが、日本ではあまり流通していないのが残念です。