プロフィール

香港で「食べる×働く×選ぶ=生きるチカラ」を学びました

A.

 

 香港在住歴10年、香港永住権をもっています。

今は東京に住んでいますが、常に香港を恋しく想っています。

帰国子女でもなく、留学経験もない私が、突然香港で働くことに

1973年生まれ、東京育ち。

帰国子女でもなく、留学経験も一切ありませんでしたが、それでも、どうしても、海外で暮らしてみたい!

そんな憧れを抱きつつ就職活動するも、それをどう実現したらよいのかわからず…。

 

手当たり次第にグローバル企業といわれる会社にエントリーしましたが、内定には全く結びつくことなく、空回りしながら、虚しい日々を過ごす学生でした。

 

そんな就職活動に行き詰っていたある日、「海外へ派遣してくれる企業がないのなら、自分から海外に渡って現地で就職活動しよう!」という閃きが。そこで就職先未定のまま卒業し、単身で香港へ。


でも、初めの3年間は順調とは言えませんでした。なかなか内定がとれなかったり、やっと内定しても就労ビザが取れずに一度は帰国したり。


そんな紆余曲折を経ながらも、ついに自力で、自分らしさを磨ける香港就職を実現したのです。現地の暮らしに根付いて約10年間、気づけば香港の永住権も取得していました。

香港が、私をグローバルな社会人に育ててくれました

香港で暮らす・働く日々は、なかなかに刺激的でした。

 

とりあえず働き始めるも、右も左もわからない私。香港についても初心者、そして社会人としても青く未熟でした。沢山のトラブルにも巻き込まれ、苦い経験は数え上げればきりがありません。

そんな私に、生活上の風習・習慣はもちろん、仕事のいろは、グローバルなビジネス術、そして人付き合いや人生哲学にいたるまで、辛抱強く教え導いてくれた香港人の友人・同僚・上司達。彼らは、私のことをまるで大家族の末娘のように育ててくれたのです。

トラブル経験は、実は処世術の宝庫だった

日本に帰国してからも、香港に関するご相談はもちろん、就職や転職、人間関係についての悩みを持ちかけられることが増えました。そこで、ふと気が付いたのです。どんな相談にも、さほど返答に困らない逞しくなった自分がいることに。

 

振り返ってみれば、私の香港での日々は、物理的な行動量も人間関係も、通常の4倍くらいに濃縮された時間でした。東京都の半分ほどの面積の香港では、人と会うにしてもフットワーク軽く移動できてしまいます。行動量が多い分だけ、良くも悪くも様々な体験をしました。その中には、失敗体験も成功体験もたくさんあります。

 

常に日本人と香港人の狭間で立ち回っていたおかげで、物事を両面から見る訓練ができたかな。また、文化的なバックグラウンドの異なる日本人・香港人の当事者それぞれに納得してもらうのに、常に丁寧にかつ論理的に説明をする必要があったため、複雑なことをわかりやすく言語化することが得意になったように思います。

香港の話を喜んでいただけることが嬉しくて

香港生活は大変なことも沢山ありましたが、それをはるかに上回るほどの喜びをもたらしてくれました。今でも私は香港のことを第二の故郷だと思っていますし、毎月のように香港人の友人たちが東京の私を訪ねてきます。

 

ところが、周りには香港との付き合い方が良くわからずに踏み出せなかったり、つまづいている方々がいる。お話をよく伺ってみると、どれもかつての私が経験したようなことなのです。

 

 

今のあなたと同じように、当時の私も戸惑っていました。でも、大丈夫。ほんのちょっと踏み込んで香港のことを理解できたら、香港のことが愛おしくなります!

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